袴姿で思い出すのは、
ある日、「娘の卒業式の袴の着付けを頼みたい」と友人からの相談。
 袴の着付けなんて簡単なんだから自分で着せれば?ということで。
 写真の通り、母は頑張りました。
FullSizeRender

卒業式は無事に済んで、これも良い思い出となったはず。

袴といえば、
 古い話ですが、劇団の研究生になって、初めて関わった舞台で着付けを手伝いました。
シェイクスピアやラシーヌなんかやってる劇団なのに、この時は、なぜか鶴屋南北。
京都衣裳の着付師さんに殿様の着付けを教わって、まあ何とかなりました。
「袴の紐の畳み方が難しい」と言ったら、母は着付け教本をくれて、
「これ見て覚えなさーい」と。
このあたりからキモノとの付き合いが深くなってきました。
 二十代の終わり頃、呉服業界の仕事を請け負うことになり、着る機会が増えてからは自分で着るようになりました。
 この頃、キモノパーティーやショウの企画で関わった方が袴がお好きで、綺麗な色に染め分けた袴や、紬の袴を作っていらっしゃいました。
 この方のイベントにスタッフで参加するときには、用意された袴を着ていました。
中に着るキモノは短く端折っているし、帯は半幅ですし、実に動きやすい。

卒業式だけでなく、普段着にしてもいいように思います。
草履じゃなくても良いわけだし、モノによってはconverseなんか合わせてみても可愛いんじゃないかな。

こんなふうに、
羽織を合わせてもいい感じ。
FullSizeRender