1月13日
恒例の忘年会を、新年会に変更して、
いつもお世話になっている人形町の天ぷら屋さんの二階で楽しく過ごしました。
新年のメニューは、はじめてで新鮮でした。

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写真は元旦に絞った新潟のお酒、なんだか目出度い。

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だし巻きがふんわり温かく、鯵がとても美味しかった🎵
白魚の天ぷらは塩で☺
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春の苦味のフキノトウ、アワビに玉葱。
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天婦羅を楽しみました。
お食事は、可愛い天丼か天茶。
小さな林檎のシャーベットでさっぱり。

そりゃもう、お腹一杯で帰り道がちっとも寒くないのには、呆れた。


話題もあれこれ。
お師匠さんが、今でいうボイストレーニングに通っていた原信子先生(大正から昭和にかけてのオペラ歌手)の話。
お約束の時間より早くても遅くても叱られるから、玄関前で先生の発声練習が終わるのを待って呼び鈴を押す。
 風邪をひいたら「それは良かった、風邪で声が出なくなることなんてないのです」と、レッスンがいつもより長くなる。
発声練習と歌曲はもちろん、清元でも台詞でもなんでも。
大和楽の「あやめ」のなかに出てくる「むらさき」という言葉について、「その紫は血の色です、もっと情熱を持って」と。
清元の「落人」の台詞では、
いま居る場所(戸塚の山中)の説明と、おかるにかける言葉(脚は痛まぬか)の切り替えをキチンとすることなど、言葉を大切にすることを教えられた。
「もう、ほんとに怖かった。」とお師匠さん。

ある方の都々逸が、物凄い訛りで。
何べんも何べんも聞いてすっかり覚えたと、お師匠さんが何度も真似て唄うのが可笑しくて😆
もっとくだけたお話もあるけれど、それは内緒。

さて、今年。
3月には、西川流の「雛菊会」があり、いつも私たちの「おさらい会」の応援にきてくださる方々の踊りが楽しみです。

5月14日(日)には、
春日とよ津満さんの会が三越劇場で開催されます。
お師匠さんは踊り(小唄振り)の出演です。

 この前日の夕方、晩ご飯にはまだ早いと思って歌舞伎の幕見へ。
中村鷹之資君の「越後獅子」、良い踊りだったね、なんて言いながら福岡から来ていた友人と歩いていたら、お師匠さんを発見。
四丁目の角辺りまで一緒に歩いたけれど、楽しい偶然でした。
 5月14日は、この友人も楽しみに三越劇場まで観に来てくれるというので、お師匠さんの帯を上手く結ばなくちゃ、と気を引き締めているところ。

タマ(^^)/