九月九日は重陽の節句。
元は旧暦の九月九日なので、すっかり秋も深まった菊の季節です。
菊の花に綿を着せて集めた露で体を清めたり、お酒に入れて飲んだり。
長寿を願い、また祝う日とのこと。
写真は「菊の泉」という踊りで、狩衣姿のお師匠さん。
藤間豊之助師の会にて、撮影は写真家の西村多美子さん。
こういう衣裳は初めてだったそうですが、若々しくて美しくて、セリで上がってきたときに撮影していた西村さんが、思わず小声で「きれいねぇ~」と。
七百年も少年のままという「菊慈童」を思い浮かべて、舞台の上のお師匠さんはホントに不老不死と思えた。
菊に月に虫の音、秋を楽しむゆとりを持ちたいものです。
コメント
コメント一覧 (2)
お師匠さん、とっても素敵ですね〜!!
うっとりします☆
秋を楽しむ余裕もなく相変わらずバタバタしておりますが、
再来週の火曜日には伺えそうですので、また予約のご連絡をいたします!
よろしくお願いいたします♪
日の傾きが秋らしくなってきて、15日は仲秋。どうも雨のようですが。
小唄や踊りのお稽古で四季の移り変わりが楽しめるようになると良いね。