江戸芸能遊び

小唄と日本舞踊、着付けの稽古場「遊芸の稽古所・はしもと」の日々のお稽古やイベントのお知らせをしています。 「江戸の芸能で遊ぶ」楽しさをお伝えするブログです。
初心者にも分かりやすく本格的なお稽古をやってます。

歌舞伎

弁天小僧菊之助の小唄もございます。

「緋鹿の子 Higanoko」
緋鹿の子の手柄(てがら)はくずれ 
富士額(ふじびたい) 
三日月なりに紅さして
誰だ 
名さえゆかりの弁天小僧菊之助
 
これは、浜松屋の場面で娘に化けているのを見破られ、鹿の子の髪飾りも崩れ、算盤で額を割られたところ。
 歌舞伎座の今月のポスターそのままの場面です。

このあとの、花道から引き上げるときの、緋の長襦袢を端折ったうえに羽織を着て、手ぬぐいの頬被りという珍妙な格好でも、弁天小僧菊之助は美しい。

着てきた振り袖や帯を刀に巻き付けて肩に背負い、向こうから坊主が来たら持ち替える「よし、坊主持ちだ」と南郷力丸と二人の芝居を真似して、買い物をたくさんしたときなんかに「坊主持ち、坊主持ち」と言って笑いあったりするけど、芝居を知らない人には通じない、ね。

タマ

本日初日
銀座駅にもポスターが貼り出されて、わくわく。
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知らざあ言って 聞かせやしょう
浜の真砂と 五右衛門が
歌に残せし 盗人(ぬすっと)の
種は尽きねぇ 七里ヶ浜
その白浪の 夜働き
以前を言やぁ 江ノ島で
年季勤めの 児ヶ淵(ちごがふち)…

と、気持ちの良い七五調のセリフが聞こえてきそうな菊五郎さんのポスター。
22歳の初役から50年余。
この若々しさ。

弁天小僧菊之助は五年ぶりとのこと。
楽しみ♡

タマ


りーまんサン、初めて自分でキモノを着て国立劇場へ。
出かけるときのラインのやり取りが面白かった。

…直前迄パスタを作って食べたりしたので、1時から洗顔からお化粧~姿見の移動、からの着付け。
2時過ぎてしまいました。
2時出発予定のところ20分程遅れて、主人はムッ。
 あの帯、と思って出したら違う帯でした。😞黄色い帯。
手をもう少し長くしたかったのですが、いつの間にか…😰

と、送られてきた写真。
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→大丈夫、慌てて着たようには見えない。

夕食のお弁当は中で買えるんでしたでしょうか?

→ お弁当、入って右と左にありますよ。
私のおすすめは右側の売店のカツサンドです。

カツサンドはゲット、主人は限定10食弁当ゲットしました。
 べたっと背中は寄り掛かって良いのでしょうか❓
寄りかからないで背筋伸ばしてると、後ろの人に迷惑ですよね?

→寄りかかってもだいじょうぶですよ。

あ、
今月は「増補忠臣蔵」にちなんで、切腹最中が出てるんだった。
見つけられたかな?
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先月は歌舞伎座地下広場で売ってました。

タマ

三月三日、国立劇場の初日。
 …その後の雑用続きで更新が遅くなってしまった…

劇場前のお庭の梅は満開。
道行の柄も梅満開。
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舞台のほうは初夏のお話。
菊之助さん初役の新三で、「梅雨小袖昔八丈」が初日を迎えました。
(ご参考までに、国立劇場のウェブサイトの解説は写真入りで、とてもわかりやすいです)
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 菊之助さんの新三は、スッキリと様子が良くて、
梅枝さんの忠七には、若気の至りで新三の口車に乗ってしまう勢いのようなものを感じる。
 何度も観てきた七代目梅幸さんのは、新三の巧妙な手の内に落ちてしまう可愛そうな忠七だった。
新三に髪を撫で付けてもらうときの、姿勢正しく手を揃えて座ったなで肩の、口元をきゅっと結んだ梅幸さんの忠七が今も目の奥に残っている。

 「意気」が衣装を着て立っているようでなくちゃならないといわれる新三だけど、芝居で見せようとしてもそうは見えない。

「何もしないでそう見えなくちゃいけない」と師匠。

 たしかに、六代目の新三の舞台写真を見ると何もしてない。
悪人は「これから悪事を働くぞ」という表情はつくらない。
このあたりが六代目のリアリティなんだろうなぁ。
 リアリティといえば、
お師匠さんがいつも嘆くことだけど、「生活の仕方が違ってきたから、踊りだって芝居だってキモノを着て普通に見えるところから稽古しなくちゃならない」と。
 ‎これから、ますます手間がかかるようになりますね…
 ‎
 さて、この芝居では「薩摩さ」という唄が使われる。

 薩摩さ こりゃサ 薩摩と急い
 でおせどェ 
 汐がサ こりゃサ そそりで  
 艪がたたぬェ

初鰹の売り声に「薩摩さ」で、
浴衣姿の新三が花道に登場する。

歌舞伎では威勢のいい男の、
出のテーマソングみたいなものだけど、張り上げすぎて喧しいことがある。
いくら威勢がいいからって、力まれてもネェ…
 今月は、加減のいい「薩摩さ」で嬉しかった。

 初鰹に高級料亭の名入手ぬぐい浴衣。回り髪結いには不似合いの贅沢を舞台上に登場させて、悪いお金を稼いでいる事を見せる。
 拐かした娘を取り返しに来た親分、團蔵さんの弥太五郎源七を突っぱねたあとの、
 ‎もうひと回り悪人の大家とのやり取りは、滑稽みと愛嬌があって憎めない。
 ‎拐かした娘を帰すときに見せる菊之助の新三の、拗ねた不良少年のような目つきが色っぽい。
 大詰めは、恥をかかされた弥太五郎源七との命のやり取り。

 ‎
小唄「髪結新三」

  目に青葉
  山ほととぎす 初がつお
  かつお かつお の売り声を
  聞く 湯帰りの耳果報
  さつまさ
  コリャサ アアア

  髷にさしたる房楊枝
  浴衣の裾をかいどりて
  髪結い新三は いい男


一足先に初夏の気分。
タマ

明けましておめでとうございます

国立劇場の初日は晴天。
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お庭の松がきれいです。
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初日恒例、出演者の鏡開きからはじまって、太神楽に振舞酒、獅子舞とお正月気分を一気に味わって、ロビーは大賑わい。
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お師匠さんのキモノは初芝居に相応しい鶴と亀の江戸小紋。
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お芝居は「世界花小栗判官」
お姫様に町娘、盗賊にイケメン、立回り、お馬も大活躍。ダイナミックな舞台転換…と、歌舞伎の要素が詰まった楽しさ。
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大詰めで、時蔵さんが放った手拭いをゲット👍
今年も良いことがありそう。

タマ😽

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