江戸芸能遊び

小唄と日本舞踊、着付けの稽古場「遊芸の稽古所・はしもと」の日々のお稽古やイベントのお知らせをしています。 「江戸の芸能で遊ぶ」楽しさをお伝えするブログです。
初心者にも分かりやすく本格的なお稽古をやってます。

小唄

久しぶりの投稿です。

金曜日、久しぶりにお稽古に行ってきました。
2月に勉強会があるのでしっかりお稽古に通わなければ!と
思っているのですが、なかなか行けず・・・。
(毎回、同じようなことしか書けないな・・・。笑 )
金曜日は特別に先生が遅い時間にお稽古をつけてくださいました。

何年歌ってもあまりに 細い自分の歌声に、
最近は仕事でお会いする方の声がすごく気になります。
「ハリのある声だな。きっと小唄をお稽古したら上手くなるだろうな」とか
「滑舌がイマイチだから、私みたいに、は行で息が漏れるだろうな」とか
「声量がなさそうだな。一緒に小唄習ってくれないかな〜。
 ヘタ仲間として仲良くお稽古できるのにな」とか・・・
勝手なことを想像しています。笑

さて、勉強会。
課題曲は3曲。
歌えるかも??と思えるのは長くお稽古している1曲だけ。
それも怪しいモノだけど。笑
お稽古日記に弱音を吐きつつ、なんとか勉強会を乗り越えられますように。

金曜日の先生
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今日は小唄のお稽古始めでした。

まずは発表会での課題曲に選んだ
「梅一輪」「八重一重」「笠森おせん」 をお稽古して、 
あとは新年らしく「明けてめでたき」「今年やなんだか」と
去年の発表会で唄った「初出見よとて」を唄いました。
この「初出見よとて」というのは出初式の唄で、
ホントに粋でかっこいい唄なのです。 
「初出見よとて」がカッコよく唄えたらな〜。
あ!今は目の前に迫っている今年の発表会の課題曲をがんばらねば!!
「初出見よとて」は小唄をやっていく上での永遠の課題曲としよう!!笑

今日のお師匠さん
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お師匠さんとたまちゃん先生にいただいたお年賀の品
毎年、老舗の素敵なお年賀をくださいます。
今年は銀座大和屋の干支のタオルと榮太郎の飴。
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それにしても。
今年の課題曲、どれも唄える気がしない・・・
此の期に及んで何を言ってるんだか。

・・・てなわけで、今年もグチ満載のお稽古日記をご贔屓に、
よろしくお願い申し上げますぅ〜
(あ!グチを言うのは私だけです。汗)
 


サワです。
みなさま、あけましておめでとうございます。
 
今年も師匠とタマ先生と、お仲間のみなさんと一緒に、
前のめりな一年を過ごしてまいりたいと思っています。


小唄のある生活は、季節を先回りして待ち受けるような感じです。
その季節になるずいぶんと前から練習しておきます。
お正月になったら自主トレしようと、
年末に、“明けてめでたき”と“門松に”の楽譜を用意しました。
なんだか門前に門松を飾ったような気分になりました。
このページにも、注連飾りがわりに、おめでたい写真をひとつ。


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年末、お稽古場に掛けてあった、超ド級に素敵で高価そうな師匠の衣装。
金の鶴です。
この渋い衣装を師匠がお召しになって踊っているところを担ぎあげて、
大神宮に奉納したいぐらいの尊さです。

田舎で迎えた正月では元旦のお散歩で、初春がほころんでいるのを見つけました。

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我が家の目の前に植わっている、河津桜です。
この一本だけ、いつも真っ先に咲くおませさんですが、それにしても気が早い…。
リカちゃんの八重一重に合わせて咲き始めたのかも。


2016もお稽古場の皆様に、福がたくさん訪れますように!
 

今日は今年のお稽古納めでした。

今日唄ったのは、「梅一輪」「八重一重 」
そしてやっぱり、おせんちゃん!!
「笠森おせん」が唄い納めでした。 

今年のお稽古を振り返ると、穴があったら入りたい!って
思うことばかりですが、来年も穴を見つけては入りつつ、
唄うことを楽しみながらお稽古できたらいいな〜と思っています。笑

 お師匠さん、今日もステキです!!
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珠ちゃん先生、キレイ!!
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おせんちゃん、今日も声出てなくてごめんね〜
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踊りのお稽古風景 お二人とも今日も男前!!
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先生方、お稽古場の皆様、今年も本当にお世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。

このブログに遊びに来てくださった皆様も、本当にありがとうございます!!

良いお年をお迎えください。
 

今日は小唄のお稽古でした。

小唄のお稽古をしていると、唄で季節を感じることがたくさんあります。
今日お稽古した「年の瀬や」などは特にそうです。
私などがくどくど言うまでもありませんが、
「年の瀬や」 は、歌舞伎の「松浦の太鼓」の一場面、
雪の降る師走の江戸、両国橋で、笹売りに身をやつしている赤穂浪士の大高源吾と
源吾の俳諧の師匠である宝井其角が偶然出会い、其角が「年の瀬や 水の流れと 人の身は」と
発句を向けると「明日 待たるる その宝船」と付句を返す、あの場面です。
みなさんもご存じのとおり、赤穂浪士の仇討はずっと秘密裏に行動し、悲願を果たせたわけですから、
大高源吾の「明日 待たるる その宝船」というのがどういうことなのかと思うと
ぐっときますよね〜。
と、いうわけで、この唄を唄うのは12月に入ってから14日くらいまでの間です。

お師匠さんの ♪ あした 待たるる〜 たからぶね〜 と唄われるときの
たからぶねの「か」の部分が、カッコよくて、カッコよくて・・。
私は毎回、これにもぐっときてしまいます。笑
ぜひ、1度聴きにいらしてください


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