小唄と踊りと着付けのお稽古日記

小唄と踊りと着付けの教室「遊芸の稽古所・はしもと」の生徒たちがつづる日記ブログです!
初心者にも分かりやすく本格的なお稽古をやってます。

2017年11月

毎年恒例。
酉の市は麻布十番へ。
今にも雨が降りそうで、お参りしてさっさと帰ってきたけれど、
降らず(^o^;
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 十番稲荷神社は、戦後の区画整理や地下鉄工事を経て、駅から0分の、ビルに挟まれた小さな神社になったのだけど、古くからの由緒正しい神社が合併したもので、ウカノミタマノミコト、ヤマトタケルノミコト、また今年の世界遺産登録で注目を集めている宗像の三女神が祀られている。
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[みあれ祭。荒海を女神様の船が行く]
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[玄界灘の白波。この写真をくれた宗像の友人が言うには、今年はまあまあ穏やかな海だった、と。貴重な体験とはいえ、よく乗った。見ただけで酔う…]

 三の酉の年は火事が多いというけれど、気のせいか今年は火事のニュースが目立っていたような気がする。
築地でも火事があったし…
‎とりあえず、無事に過ごしたいものです。
 今日お稽古に来ていた、かつらさんは浅草の鷲神社へ。
今度、様子を知らせてね。
タマ


今年を締めくくる「春日会慈善会」が終わりました。
一年ぶりの小唄の会でしたが、お師匠さんはいつも通り。
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ホッとして、喉が渇いて…
クリームソーダ(^^♪
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皆さま、ご安心ください。
いつも通りです。
タマ

明日は三越劇場にて小唄の会が催されます。
お師匠さんもやっと舞台復帰です。
もう元気いっぱいとはいえ、まだ正座は禁止。
出演時間は夕方5時半前後か、と。

 日本橋三越本店6階 三越劇場
   午前10時45分開演
  入場無料 出入り自由
     お買い物がてら、どうぞ。


演目は  「うがいのあと」

   うがいのあとの垣の梅
  蕾もぎとり 二 三輪
   ふくむ笑顔の身嗜み
  それとは知れど男気の
   ついじらかして笑い顔
    ばかなようだが恋のくせ

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ほんのり色っぽいわぁ…
タマ

11月25日
銀座八丁目の画材店月光荘の、可愛らしいギャラリーで開催中の可衣さんのステンドグラス展。
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作品にこうもピッタリの空間が
よくあったものだわね、と妙に関心して長居してしまった。
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昨日24日は、紬織の宗廣佳子さんの作品展へ。
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奇をてらわない紬織。
草木などから色を貰って、工夫を繰り返し糸を染めて…
実は大変な手仕事であることは間違いなのだけど、
宗廣さんの笑顔のように、自然に出来たもののような表情をしている。
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いずれ出世のあかつきには、なんて…。

ものを作り出す人はカッコイイな。
タマ😽




歌舞伎座の顔見世では、昼の部の「直侍」夜の部の「新口村」、江戸と上方の雪景色が並んだ。

梅川忠兵衛の、
「あたためられつ あたためつ」と義太夫節にのった上方特有のしっとりとした情感が所作に現れる。

小唄でも「あたためられつ」の詞が唄われる。

 落人の色香かくせど 梅川が
 ‎こごえる手先ふところへ 
 ‎あたためられつ あたためつ 
 ‎二十日餘りに四十両つかいはたして二分残る 
 ‎忍ぶ故里新口村へ

落人の二人が、黒地に梅模様の対の衣装で雪のなか…絵になる美しさ。
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「直侍」(雪暮夜入谷畦道)の方は、
裾を絡げて雪のぬかるみを歩き、火鉢にあたり、蕎麦を啜り、と、観ているうちにリアルな江戸に引き込まれる。
 舞台の上で本物の蕎麦を啜る。

どこで聞いたか忘れたが、
直次郎は、箸を立て気味に蕎麦を三、四本すくって、粋に啜らなくちゃいけない。
箸を横にして蕎麦を掬うと多過ぎて野暮ったい姿になるんだそうで。
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「冴えかえる春の寒さに降る雨も 暮れていつしか雪となり 上野の鐘の音も凍る…」
「一日逢わねば千日の 思いに私ゃ煩ろうて…」
悪事を重ねて追われる身の直次郎と、恋煩いの三千歳。
清元の他所事浄瑠璃が芝居に絡んで別れを描く。
ちなみにこの清元浄瑠璃「忍逢春雪解」の節付は、清元お葉。
江戸小唄を創めた人といわれている。

小唄「直侍」
 上野の鐘の音も凍る
 ‎春まだ寒き畦道に
 ‎つもるも恋の淡雪をよすがに
 ‎たどる入谷村
 ‎門の扉(とぼそ)に たちばなの
 ‎忍ぶ姿の直次郎
 
粋でイケメンの小悪党と清元節。
やっぱ黙阿弥イイわぁ、と明治のJKは言ったかなぁ。

タマ

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