小唄と踊りと着付けのお稽古日記

小唄と踊りと着付けの教室「遊芸の稽古所・はしもと」の生徒たちがつづる日記ブログです!
初心者にも分かりやすく本格的なお稽古をやってます。

4月8日 三越劇場の「栄芝会」にて。
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浅草、新橋、赤坂の芸者衆による小唄振り。
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こういう場合は唄が主なので、舞台のセンターでは踊らないのがルール。
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 「慣れてないと、つい…いつも通りに真ん中で踊っちゃうのよね…」
 お師匠さんでも、若い頃にはそんな失敗があったんですね。

 小唄振りは、なかなか観る機会がないと思うけれど、
 興味のある方は小唄のおさらい会を検索して、観てくださいね。
ほとんどのおさらい会は出入り自由なので気楽です。

タマ

りーまんサン、初めて自分でキモノを着て国立劇場へ。
出かけるときのラインのやり取りが面白かった。

…直前迄パスタを作って食べたりしたので、1時から洗顔からお化粧~姿見の移動、からの着付け。
2時過ぎてしまいました。
2時出発予定のところ20分程遅れて、主人はムッ。
 あの帯、と思って出したら違う帯でした。😞黄色い帯。
手をもう少し長くしたかったのですが、いつの間にか…😰

と、送られてきた写真。
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→大丈夫、慌てて着たようには見えない。

夕食のお弁当は中で買えるんでしたでしょうか?

→ お弁当、入って右と左にありますよ。
私のおすすめは右側の売店のカツサンドです。

カツサンドはゲット、主人は限定10食弁当ゲットしました。
 べたっと背中は寄り掛かって良いのでしょうか❓
寄りかからないで背筋伸ばしてると、後ろの人に迷惑ですよね?

→寄りかかってもだいじょうぶですよ。

あ、
今月は「増補忠臣蔵」にちなんで、切腹最中が出てるんだった。
見つけられたかな?
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先月は歌舞伎座地下広場で売ってました。

タマ

三月三日、国立劇場の初日。
 …その後の雑用続きで更新が遅くなってしまった…

劇場前のお庭の梅は満開。
道行の柄も梅満開。
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舞台のほうは初夏のお話。
菊之助さん初役の新三で、「梅雨小袖昔八丈」が初日を迎えました。
(ご参考までに、国立劇場のウェブサイトの解説は写真入りで、とてもわかりやすいです)
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 菊之助さんの新三は、スッキリと様子が良くて、
梅枝さんの忠七には、若気の至りで新三の口車に乗ってしまう勢いのようなものを感じる。
 何度も観てきた七代目梅幸さんのは、新三の巧妙な手の内に落ちてしまう可愛そうな忠七だった。
新三に髪を撫で付けてもらうときの、姿勢正しく手を揃えて座ったなで肩の、口元をきゅっと結んだ梅幸さんの忠七が今も目の奥に残っている。

 「意気」が衣装を着て立っているようでなくちゃならないといわれる新三だけど、芝居で見せようとしてもそうは見えない。

「何もしないでそう見えなくちゃいけない」と師匠。

 たしかに、六代目の新三の舞台写真を見ると何もしてない。
悪人は「これから悪事を働くぞ」という表情はつくらない。
このあたりが六代目のリアリティなんだろうなぁ。
 リアリティといえば、
お師匠さんがいつも嘆くことだけど、「生活の仕方が違ってきたから、踊りだって芝居だってキモノを着て普通に見えるところから稽古しなくちゃならない」と。
 ‎これから、ますます手間がかかるようになりますね…
 ‎
 さて、この芝居では「薩摩さ」という唄が使われる。

 薩摩さ こりゃサ 薩摩と急い
 でおせどェ 
 汐がサ こりゃサ そそりで  
 艪がたたぬェ

初鰹の売り声に「薩摩さ」で、
浴衣姿の新三が花道に登場する。

歌舞伎では威勢のいい男の、
出のテーマソングみたいなものだけど、張り上げすぎて喧しいことがある。
いくら威勢がいいからって、力まれてもネェ…
 今月は、加減のいい「薩摩さ」で嬉しかった。

 初鰹に高級料亭の名入手ぬぐい浴衣。回り髪結いには不似合いの贅沢を舞台上に登場させて、悪いお金を稼いでいる事を見せる。
 拐かした娘を取り返しに来た親分、團蔵さんの弥太五郎源七を突っぱねたあとの、
 ‎もうひと回り悪人の大家とのやり取りは、滑稽みと愛嬌があって憎めない。
 ‎拐かした娘を帰すときに見せる菊之助の新三の、拗ねた不良少年のような目つきが色っぽい。
 大詰めは、恥をかかされた弥太五郎源七との命のやり取り。

 ‎
小唄「髪結新三」

  目に青葉
  山ほととぎす 初がつお
  かつお かつお の売り声を
  聞く 湯帰りの耳果報
  さつまさ
  コリャサ アアア

  髷にさしたる房楊枝
  浴衣の裾をかいどりて
  髪結い新三は いい男


一足先に初夏の気分。
タマ

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